【京都】東寺から鉄道博物館を散策
京都駅から歩いて、五重塔で有名な東寺そして六孫王神社、最後は京都鉄道博物館に行くコースです。
【観光コース】
JR京都駅 ~ 東寺 ~ 観智院京の発酵イタリアンCAMOS ~ 六孫王神社 ~ 西寺 ~ 京都鉄道博物館 ~ 酒のTASHINAMI
目次
有名な五重塔がある寺 東寺
京都駅から歩いて15分ほどのところにある東寺は弘法大師が根本道場とした寺院で、真言宗総本山 教王護国寺とも呼ばれます。
なお、2022年1月~3月18日まで「京の冬の旅スタンプラリー」の一つとして五重塔の初層内部を特別公開しています。
東寺の拝観料は800円となっていますが、納経所となっている食堂と御影堂は有料区域の外にありますので、時間内であれば、参拝して御朱印を頂くことが出来ます。
JR京都駅から歩いて東寺へ向かうと、必ず目にする風景です。車通りの激しさの中に高さ55メートルの五重塔が見えます。これが見えたら、一直線に東寺の門へ向かいますが、気持ちが高ぶって足取りが早くなります。
東寺慶賀門
東寺を参拝される方はほぼ、この慶賀門をくぐります。東寺への入口と考えられがちですが、この慶賀門は鎌倉時代に建てられ国の重要文化財に指定されています。
また門も前には、東寺 五重塔の公開案内と食堂で橋詰藍友禅の世界の開催案内がされています。
東寺の本堂 金堂
ご本尊は、あらゆる病から人々を守ってくれるという薬師如来・日光菩薩・月光菩薩です。
金堂は東寺の本堂ですので最も早く建てられた諸堂になっていますが、1603年に再建されています。
東寺の中心 講堂
東寺の中心であり、密教の中心とも言われています。弘法大師が伝えたかった密教の教えを表しており、宇宙の中心あるいは全てと言われている大日如来が安置されています。
日本一の高さを誇る 五重塔
五重塔はスケール感が違い圧倒されます。なによりも弘法大師が唐より持ち帰った仏舎利が納められています。
現在の五重塔は5代目にあたりますが、それでも1644年に再建されています。
御影堂(大師堂)
慶賀門をから参道をあるいて、手水舎の横を抜けて、御影堂(大師堂)があります。御朱印をいただきますので必ず参拝します。納経所の案内看板にも「必ず参拝してください」と書いてありますが、最初に参拝した時はどこにあるのか分かりませんでした。気持ちが五重塔に向いてしまいますので気を付けてください。
御朱印がいただける 食堂
納経所となっており、四国八十八ヶ所巡礼、洛陽三十三所観音霊場、京都十三仏霊場など御朱印もいただけます。
境内では、南から北へと、金堂、講堂、食堂とまっすぐに大伽藍が並んでおり、この配置の意味は仏法僧を表しているそうです。
御朱印
今回、頂いた御朱印は大日如来です。東寺では、9種類の御朱印がありますが、何も言わない場合やどの御朱印がいいですかと聞くと「弘法大師」の御朱印が頂けます。
参拝情報
東寺 | |
住所 | 京都府京都市南区九条町1 |
tel | 075-691-3325 |
開門時間 | 午前5時 開門 午後5時 閉門 ※拝観時間は諸堂によって異なります。御朱印は8:30~16:30です。 |
URL | https://toji.or.jp/ |
東寺 塔頭寺院
東寺のサイトには、塔頭寺院として観智院と宝菩提院が掲載されています。とくに観智院は密教の聖教類は1万5千編集めたといわれ、また東寺一山の勧学院として教学研究の中心であり、史資料としては日本で有数の寺院といわれています。
観智院
東寺の北大門からでる石橋を渡って、すぐ右手にありますのですぐに分かります。
観智院は東寺の拝観料との共通券で1,000円となっています。東寺に行かれる方は一緒に拝観されるとお得です。
本殿・客殿
建物内部の写真撮影は禁止だが、庭園は撮影できます。寺院ではこれが普通となっています。
宮本武蔵の襖画や虚空蔵菩薩を拝観して心を落ち着かせます。
庭園も美しく手入れが行き届いて見所が多く気持ちが落ち着きます。ここでけ時間がゆっくりと流れる気持ちになります。
御朱印
観智院の御朱印は「虚空蔵菩薩」となっています。
御朱印は東寺 食堂で頂くので、拝観したあと戻って頂きました。下調べは必要だと思いましたが、近いのでそれほど気にしませんでした。
参拝情報
観智院 | |
住所 | 京都府京都市南区九条町403 |
tel | 075-691-3325 |
拝観時間 | 午前9時 ~ 午後5時 |
URL | https://toji.or.jp/guide/kanchiin/ |
宝菩提院
観智院と並ぶ別格の子院ですが、特に中を拝観できるようではないので外から参拝しました。
参拝情報
宝菩提院 | |
住所 | 京都府京都市南区九条町404 |
tel | 075-691-7269 |
拝観時間 | |
URL | https://toji.or.jp/guide/hobodaiin/ |
イタリアンと京野菜のコラボ CAMOS
京都駅10分のところにある2021年2月にオープンしたイタリア料理のお店です。いつものように座ってから調べると予約が必要なぐらい人気でした。
ホテルの1階にあるため、近くまで行かないとイタリアンのお店とは分からない感じですが、メニューの立看板や入口からはおしゃれです。
洗練された店内
店内のワンカットですが、ゆったりと席が設けられていますので、洗練されていて女性客が多いように感じられます。10分としないうちに満席になりました。多分タイミングが良かったのでしょう。予約して行くほうがいいかもしれません。
ランチ Cコース
LUNCHのコースは3つのコースがあり、Aコースは前菜+ピザorパスタ、Cコースはメイン料理、Cコースは前菜+ピザorパスタ+メイン料理となっています。料理はいくつかの中から選ぶスタイルになっています。
Cコースをオーダーし、「発酵キャベツとしらすのオイルパスタ」と「丹波どりもも肉のロースト 粒マスタードソース」をチョイスしました。
京野菜を使った前菜には丹波どりと鰆で使用しているソースや味付け絶妙でとても美味しく頂けました。発酵キャベツを使用しているパスタも美味しく、しらすのアクセントが良く初めて食べた発酵キャベツも美味しく頂くこと出来ました。
お客様が混んでいたせいか、メイン料理に時間が少し掛かりましたがクセの無い丹波どりがこだわりのソースが絡んでこれも美味しく頂けました。
漬物、味噌、醤油、酢、麴など発酵食と京野菜をふんだんに使用して、上手くイタリアンとマッチした料理です。
お店情報
京の発酵イタリアンCAMOS | |
住所 | 京都府京都市南区大黒町290番地 |
tel | 050-5303-8373 |
営業時間 | ランチ:11:00〜15:00 LO14:00 ディナー:17:00〜23:00 LO22:00 |
定休日 | 水曜日 |
URL |
六孫王神社
赤い灯篭、鳥居、春の藤とあじさいで知られる神社で、京都駅から歩いて20分ほどのところにあります。SNSでは隠れた桜の名所となっています。
主祭神として、六孫王大神、天照皇大御神、八幡大神をお祀りしており、六孫王大神とは清和天皇の「孫」にあたり、父が天皇の「六」男貞純親王の御子として生まれたことから「六孫王」として呼ばれていたそうです。
鳥居
鳥居から見える真っすぐな参道に桟橋が見えます。この眺めは全てが真っすぐな気持ちになります。
本殿
江戸時代に本殿・拝殿等の建物が再建されたそうで、立派でしっかりした造りとなっています。
誕生水弁財天社
境内中央に池があり、神龍池といいます。その右側に満仲誕生のおりに、井戸上に琵琶湖の竹生島より弁財天を勧請し、安産を祈願し産湯に使ったと伝わるのがこの誕生水弁財天社です。
御朱印
六孫王神社の印の御朱印です。
参拝情報
六孫王神社 | |
住所 | 京都府京都市南区八条町509 |
tel | 075-6910-310 |
拝観時間 | |
URL | http://www.rokunomiya.ecnet.jp/ |
西寺
JR京都駅から歩いて25分のところに唐橋西寺公園、そこから5分のところに西寺があります。
今回ここ訪れようしたのは、東本願寺、西本願寺そして奈良に東大寺、西大寺と東と西の両方の寺院があるので、東寺があれば、西寺があると思いふらっと散策しました。
西寺があった場所は、唐橋西寺公園で現在は史跡西寺跡の石碑と礎石があるのみです。公園としては広く近隣の住民の方は大いに活用されている思います。
公園の近くに後継寺院である浄土宗西山禅林寺派の「西寺」がありますが、小さな寺院で名残も見られないようです。
西寺があったことを示す石碑です。大正10年に国に史跡として指定されています。創建当時は、東寺と同じ規模であったことがわかっているそうです。
特に参拝や観光として、拝観するところは無いようです。
観光情報
唐橋西寺公園 | |
住所 | 京都府京都市南区唐橋西寺町 |
西寺 | |
住所 | 京都府京都市南区唐橋平垣町45−1 |
学びの場を目指す京都鉄道博物館
JR京都駅から15分のところにありますが、子供が大興奮で大はしゃぎのスポットです。この博物館の基本コンセプトは「地域と歩む鉄道文化拠点」となっていますが、子供や鉄道オタクと言われる方以外も普通に楽しめます。
入館料金は一般1,200円ですが、各種の割引料金やお得なセット券(京都水族館、京都タワーなど)もあります。
プロムナード
京都鉄道博物館のエントランスホールからプロムナード(散策道)に入ると駅のプラットホームをイメージしたスペースがあり、本館に入る前から楽しめてしまいます。
昭和初期の食堂車ですが、今ではもう食堂車が存在しなくて残念です。調理済みの食事を提供する列車やサービスはありますが、この時代のように、調理施設を持ち、予約なしで気軽に食事ができるとういうのは楽しかっただろうなと思います。
本館1階
本館1階は鉄道の歴史や鉄道の仕組みと特長を、おそらく実物の車両や展示などでわかりやすく紹介されています。
鉄道の仕組みやその歴史までしっかりと展示されていて、興味を引く内容となっています。
鉄道車両や昭和の小さな駅、プラットホームまで再現されていて、懐かしむことが出来ます。
本館2階
2階はレストランや休憩所がりますが、鉄道ジオラマや運行の仕組みなどが展示説明されています。実際の食堂車で食事ができるのですが、現在は利用できないので残念です。
大きな鉄道ジオラマで、現在は150席用意されています。ジオラマの運行が始まると小さな子供は座っておられず、両親に服を引っ張られ戻されて、座らされていました。
切符の発券から、改札口の歴史です。
切符がハンコで押すタイプから、見たことがある自動発券機まであります。以前は特急や新幹線の指定席の管理が大変だったことがうかがえます。自動自動改札口では、紙の切符が通る様子がわかるようになっています。ここでICOCAに記録が残るといいのですが。。。。
スカイテラス(本館3階)
スカイテラスです。ここはJR京都駅から近いため電車の走る様子を眺めることが出来ます。
蒸気機関車
蒸気機関車がある扇形車庫です。ここでは、SLスチーム号が大人300円(中学生以下100円)で乗車できます。蒸気機関車が集結し、さらに動いている最高のスポットです。
来館スタンプ
公式キャラクターのウメテツとえすまるで、まわりを線路で囲っています。
全部まわると1日でも足りないのではというボリュームです。子供だけでなく大人も楽しめる内容となっていますので一度は行ってみてください。
観光情報
京都鉄道博物館 | |
住所 | 京都府京都市下京区観喜寺町 |
営業時間 | 10時00分~17時00分 |
休館日 | 毎週水曜日・年末年始(12/30〜1/1)ほか ※祝日、春休み、夏休みなどは開館 |
URL | https://www.kyotorailwaymuseum.jp/ |