【滋賀】琵琶湖に浮かぶ天女が降り立つ島を散策

竹生島の散策コースです。
【観光コース】
JR長浜駅 ~長浜港 ~竹生島港 ~ 竹生島 ~ 宝厳寺 ~ 都久夫須麻神社 ~ 竹生島港 ~ 長浜港 ~JR長浜駅

長浜駅から長浜港まで10分ほど歩いて、長浜港から竹生島港まで汽船で30分です。
ちなみに竹生島港へは琵琶湖汽船で長浜港・今津港から、オーミマリンで彦根港から25~40分ほどです。駅から港までは、徒歩5~10分か無料のシャトルバスが出ています。

JR長浜駅

長浜駅西口で、まだ、雪が残っていて水たまりには氷が張っていました。
ヤンマーミュージアムの無料シャトルバスが見えています。ヤンマーミュージアム行きのシャトルバスは土日祝日のみで1時間2本でていますので、電車で来られた方は活用してください。

竹生島クルーズ

長浜港

JR長浜駅から10分ほど歩くと、琵琶湖汽船の長浜港に着きます。港といっても小さな船着き場のような感じです。ここで乗船券を買いますが、確実に乗船したい方は、前日15時までに予約するほうが確実に乗船出来ると思います。
長浜港⇔竹生島港の往復で3,130円となっています。

クルーズ内

汽船内は、こんな感じで自販機もあります。人はまばらで少ない状況ですが、出発の頃には窓際は満席になりました。汽船には2階席とデッキがありますが小さいお子様連れはそちらに行かれる方が多いみたいです。

船内では船内放送の案内や前方のディスプレイに琵琶湖や竹生島の説明がながれています。船外を見ると長浜びわこ大仏がみえますこれと言ったものがみえるわけでもありません。 長浜びわこ大仏は良畴寺内にありますが観光施設でもないので人があまりいないようです。長浜港から20分弱ほどでいくことができます。

竹生島港

竹生島におりると彦根港から出てオーミマリンの汽船が来ました。竹生島にはいると入島料500円がかかります。 竹生島を降りて宝厳寺に向かいます。

竹生島の観光は宝厳寺と都久夫須麻神社を回ることになります。ほとんどの方は宝厳寺からまわりますので、汽船から降りて一斉に宝厳寺に向かうことになります。
 ※逆光で暗くて申し訳ありません。

島で唯一の売店を通って、券売所で拝観料(入島料)500円を収めて入ります。お土産は拝観した後で買うの良いかと思います。店の方も声をかけたりはしないのでそのまま進みます。
案内図を見ての通り、迷うことない島ですが、実は結構迷うというかどこに行っていいかわからなくなることがあります。私だけでなく何人かは地図をよく見て「こっちだった」って声が聞こえます。

日本三大弁財天の一つ「弁天様の願いのダルマ」で願いが叶う宝厳寺

祈りの階段

この階段は165段あり、巡礼者や参拝者の方が祈りを捧げながら上ったそうで「祈りの階段」と名付けられたそうです。
 ※島で頂いたパンフレットには「祈りの石段」と書いてあります。

本堂(弁財天堂)

西国三十三カ所巡礼では第30番となっている宝厳寺の本堂 弁財天堂です。本堂では可愛らしい「弁天様の幸せ願い達ダルマ」があります。 参拝のあと、御朱印を頂くのですが、左手の納経所に並ぶことになります。この時は20分ほど並んで待つことになりました。島に入って75~85分しかありませんので、待っている間は長く感じられますし、御朱印を頂いて時計を見てもうこんな時間になったと思ってしまいました。

三重塔

三重塔です。平成12年に当時の工法を用いて復元したものだそうです。内部公開はされていなくて残念ですが、岩絵の具を膠水で溶いて描いているのでだんだん褪色してくるそうです。

三重塔の側にある雨宝堂と宝物殿です。雨宝堂は雨宝童子をお祀りしています。宝物殿はしばらくの間休館となっていました。しかし開いていてもゆっくり見る時間は無いものと思われます。

観音堂(西国三十三カ所霊場)

観音堂です。唐門と言われる唐破風をもつ門です。なかなか珍しい門ですのでほとんどの方が写真を撮っています。ここが西国三十三カ所霊場となっています。ここでは書置きの御朱印が置いてありましたので、御朱印を頂けるのではないかと思います。(置いているのは霊場の太字でした)

御朱印

頂いた御朱印です。太字は「大悲殿」と書かれています。 大悲殿 とは「大慈大悲の観音様を安置するお堂」のことです。細字は御詠歌の御朱印で、西国三十三カ所霊場は御詠歌の御朱印を頂くことが出来ます。

参拝情報

宝厳寺 西国三十三カ所 第30番札所
住所滋賀県長浜市早崎町1664
tel0749-63-4410
参拝時間9:30~16:30(観光船就航時間に基づく)
URLhttps://www.chikubushima.jp/
2022/1/12

都久夫須麻神社

観音堂から舟廊下を通って、都久夫須麻神社(竹生島神社)に抜けることが出来ます。御朱印についてはいただける日といただくことが出来ない日があるそうで、今回はいただくことが出来ませんでした。

参拝をおえてから、「かわらけ投げ」をすることが出来ます。鳥居をくぐらせること出来れば、願いが成就すると言われていますが結構難しいです。鳥居の周りが白くみえるのはすべて「かわらけ」です。

最後に

最初に通ってきた売店に戻ってきて竹生島の散策は終わりです。
上陸して75~85分しかありませんので、あまりのんびりと観光はできません。特に御朱印を頂く場合には待ち時間で多くの時間がとられますので注意が必要です。帰りの汽船の時間を必ず考慮してください。特に小さいお子様を連れて行くときは注意してください。
お子様には帰りに長浜鉄道スクエアに立ち寄るといいかもしれません。長浜鉄道スクエアは小さいながらも触れて楽しめる乗り物博物館です。